コンテンツへスキップ

カート

カートが空です

記事: WORK IN PROGRESS Vol.2 - Voile Sheer Shirts -

WORK IN PROGRESS Vol.2 - Voile Sheer Shirts -

この記事の最後には商品をお得に購入できる期間限定のクーポンコードを記載しています。

少しでも多くの方にこの記事を読んで頂き、実際に商品を体感して頂きたいです。

 -----------------------------------------------------

ニュージーランドウールにこだわったブランドANNUAL(アニュアル)

そのANNUALの商品の裏側を描いたウェブコンテンツ「WORK IN PROGRESS」

作り手の想いや商品がどうやって作られたのかをご紹介します。

 

2回目はVoile Sheer Shirts

ANNUAL初となるニット以外の商品です。

 

ANNUALは2020年にECサイトを立ち上げ、1年に1回 新商品のニットを発売してきました。

ウールが持つ利点を最大限に活かし、「年間を通して皆様に商品をお届けしたい」その想いから 2024年春夏シーズンに向けて商品を作ることを決めました。

 

企画を始めたのは2023年の年明け。なんとなくウールのTシャツが作れないかな、という思いがありました。

春夏にウールと聞くと抵抗感がある方が多いと思いますが、

山登りをする方のベースレイヤーは必ずウール!というくらい実はとても機能的な素材なんです。

山に住んでいる羊の体を体温調節をしてるんですから、考えてみれば当たり前ですよね。

そんな機能的なウールで、体のラインをひろわないヘビーウェイトTシャツがほしい。そんな思いから、生地探しや開発が始まりました。

生地探しをしている中で、私たちと協業している※ウールマークカンパニーからちょうどプレゼンを受ける機会が(※ザ・ウールマーク・カンパニー:https://www.woolmark.jp/about/

ウールはドレープ性に優れているのですが、悪く言うとダレてしまう特性があります。

しかしそこには今まで見たことがないハリ感のあるウールTシャツのサンプルがありました。

そのハリ感を実現している秘密は糸の作り方にあったんです。

通常刈られた羊毛は洗毛後、繊維をほぐし繊維をロープ状にしていくカーディングと呼ばれる工程を行います。ロープ状になったスライバーを櫛でけずりながら引き延ばし、均一の太さにした後、精紡を行っていきます。

精紡の段階で綿や合成繊維と混紡したり、出来上がったウールの単糸と他の素材と撚糸する事が一般的なのですが、その糸は今まで私が見てきたものとは全く違う製造工程をしていました。

フィラメントを電気開繊し、開かれた長繊維(ポリエステル)に短繊維(ウール)を混ぜ込むというものです。

これによりウールでは不可能だった1/80以上の細く強い糸が作れるようになったのです。

またポリエステルの特性によりハリ感が生まれ、ウール特有のダレ感も軽減されたのです。

他にもポリエステルが含まれているメリットは多く、シワになりにくく洗濯性にも優れているのです。

それに加えてこの上品な透け感、、Tシャツでなく夏にさらっと羽織れるシャツが良い!そう思い企画が進み始めました。

 

この商品は一見シンプルなバンドカラーシャツです。釦も同色染めし、皆さんのワードローブをとケンカしない、様々なアイテムに合わせやすいアイテムとなっています。

一方で袖のパターンにこだわっており、ここにも小さなこだわりが詰まっています。

通常のシャツ袖と異なり1.5枚袖に、ジャケットを着ているかように 袖が前見頃側に振れるような立体的なパターンに仕上げています。

さらに縫い代を0.8cm表出しし、ちょっとしたアクセントを持たせています。ハリ感のある生地を使用した事で、シンプルながら立体的なシルエットに仕上がりました。

原料はニュージーランド、紡績はマレーシア、生地開発や縫製は日本で行ったこだわりのシャツです。

 

クーラーで体が冷えるこの季節。Voile Sheer Shirtsはもってこいのアイテムです。

電車やオフィスなど肌寒い時にさっと羽織れ、シワにもなりにくいため鞄に1着忍ばせてみてはいかがでしょうか。

 -----------------------------------------------------

WORK IN PROGRESS Vol.2を最後まで読んで頂きありがとうございます。

お得なクーポンを利用してANNUALのシャツを体感してみてください。

<30%OFFクーポン>

VSS2407

商品ページはこちらから↓

Voile Sheer Shirts